2025.07.23
社労士試験1カ月前、あなたもゾーンに入るかもしれない
社会保険労務士試験まであと1ヵ月となりました。
受験を公言されている方はもちろん、こっそり勉強している人もラストスパートの時期です。
タイトルにある、「ゾーンに入る」とは、一般的にはスポーツ選手がよく使用する言葉で、
野球選手であればボールが止まって見えたり、
ボクサーであれば相手の動きがスローモーションで見えたりするような状態を指します。
つまり、集中力が極限にまで高まったときに起こる現象です。
実は、私自身が社会保険労務士試験の受験中に、これに近い経験をしたことがあります。
私には「一度始めたことはやめない(やり切る)」という、
就活でよく聞く特技を実際に持っていて、社労士試験の受験勉強も特に挫折することなく続けることができました。
模擬試験の点数が伸び悩んだ時期はありましたが、それも克服し体調も万全で試験本番を迎えることができました。
社労士試験は午前・午後に分かれていますが、
私が「ゾーンに入った」と感じたのは、午前の3時間半の中盤から後半にかけてでした。
うまく言葉にするのが難しいのですが、
問題文を目で読むのではなく、文字が脳に直接入ってくるような感覚で、
正解の選択肢に導かれるままマークシートを塗りつぶしていく…そんな体験でした。
実際に自己採点をしてみると、ゾーン突入前に解いた問題の正答率は7割程度。
しかし、ゾーンに入った後に解いた問題は、9割以上正解していたのです。
まさに、集中力が極限まで高まっていた証拠だと思います。
その後、ファイナンシャルプランナーや保育士など、
いくつかの資格試験も受けましたが、あの時ほどの「ゾーン体験」は二度と訪れませんでした。
どれも本当にギリギリの合格でした。
社労士に限らず、士業界隈で働いていると、
資格試験の合格が人生の重要なテーマになっている方と多く出会います。
一方で、試験の1〜2カ月前になると「今年は捨てた」という声もよく聞きます。
そして、今年捨てた人が、来年もまた捨てている——
そんな場面にも何度も出会ってきました。
今モチベーションが高い方も、
もう諦めかけている方も、
最後まで努力を続けていれば、あの“ゾーン”が訪れるかもしれません。
今年のあなたの努力が報われますように!
名古屋支店
特定社会保険労務士 山口征司
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