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2026.01.19

FIREしたい人は多いけど、FIREした人はユニコーン

十分な資産を築き、働かなくても生活できるようにし、早めに自由な生活を手に入れる――。
「FIRE(Financial Independence, Retire Early)」は、

経済的自立と早期退職を意味するライフスタイルで、若い世代を中心に注目を集めています。

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「FIREしたい人」は多いけれど

ここ数年、私の周りでも「FIREしたい」という声をよく耳にします。
ただ、実際に「FIREを達成した」という人には、なかなか出会いません。——(たぶん私自身が、そういう界隈の人間ではないからだと思うのですが。)

私にとっては、FIRE達成者はまるで“ユニコーン”――幻獣のような存在に思えます。

そして、あくまで私の周囲の話ですが、FIREを目指す理由の多くは「仕事が嫌だから」。
余計なお世話そのものですが「働けるのに仕事を辞めて、その後何をして生きるのか?」と、つい考えてしまいます。

FIREにもいくつかのタイプがある

一口にFIREといっても、実はその中にはさまざまなスタイルがあります。

  • Fat FIRE(ファット・ファイア):贅沢な生活を維持できるほど十分な資産を持つスタイル

  • Lean FIRE(リーン・ファイア):質素な生活を前提に、最小限の支出でリタイアするスタイル

  • Side FIRE(サイド・ファイア):資産運用を主な収入源とし、不足分を副業などで補うスタイル

  • Barista FIRE(バリスタ・ファイア):投資収入と好きな仕事を組み合わせ、生活費の一部を労働で賄うスタイル

世間でイメージされる「悠々自適なFIRE」は、おそらくFat FIREに近いでしょう。

FIREの基準「4%ルール」

FIREの指標として有名なのが「4%ルール」です。
これは「生活費を投資元本の4%以内に抑えることができれば、資産が目減りすることなく暮らしていくことが可能だ」という経験則。

たとえば、年間支出が400万円なら必要な資産は1億円。
計画的にFIREを目指すなら、この4%ルールを基に、自分がどの程度の資金を準備すべきかを見極める必要があるということになります。

ただし、この4%ルールはアメリカの経済環境を前提にした考え方です。
株式市場の成長率やインフレ率、税制などが異なる日本では、そのまま適用できない可能性があります。

そのため、日本では安全を見て「3〜3.5%ルール」程度に考えるのが無難でしょう。

仕事の価値は人それぞれ

いつか流れてきたショート動画で、マツコ・デラックスさんがこんな趣旨のことを語っていました。

「仕事以外に生きる価値って何があるの?何をして生きてるって実感を得てる?
生きる価値は、社会貢献や、いかに人の役に立つかだと思う。」

これは、「仕事が嫌だからFIREしたい」とは対極に位置する考え方です。
もちろんどちらが正しいということではなく、生き方の価値観の違いなのでしょう。

私自身は・・・

私は投資や資産運用が好きで、少しはそれが仕事にもつながっています。
ですが、正直なところ、FIREにさほど興味はありません。
少なくない嫉妬心があるのは自覚していますが、

今の自分の立場では「仕事を通してでしか自己実現できない」と感じているからです。

皆さんはどう思いますか?
あなたにとって「働く」とは、そして「自由」とは何でしょうか。

尾崎豊風に締めることになってしまいましたが・・・

 

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特定社会保険労務士 山口征司

 

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